古いものと新しいもの

いよいよ年末が迫ってきましたね。
今日は真冬日を記録した盛岡です。

この週末、青森県八戸市にお出かけしてきました。


青森県八戸市の木村書店さん

創業から96年、年内いっぱいで閉店されるということを聞きつけ、
県を越えて訪問させていただきました。


私は毎月どこかの本屋さんへ足を運ぶ本好きなのです。

町の小売書店さんが全国的に姿を消す昨今。
そんな小売店である町の本屋さんが積極的に情報発信するのを見て密かに応援していました。
過去こちらの木村書店さんにも盛岡から何度か訪問させてもらっていました。

木村書店の名物書店員さんがいらっしゃって


一つひとつの仕入れた本を読み、その内容を手描きのポップにして展示販売する
「ポプ担さん」がいらっしゃいます。

私にとって本屋さんは「自分が欲しい本を買う」場所であると同時に
「知らない世界に出会わせてくれる場所」でもありました。
木村書店のポプ担さんは、そうした書店としてのあるべき姿の一つのビジネスモデルとして
陰ながら参考にしてリスペクトしていました。

私たち旅行業も世界を広げ、新しい世界との出会いのきっかけになるような。
そんなお手伝いが出来たら、という思いがありました。

店主さんとも少しだけお話しをさせていただいたのですが、
細かい事情は聞くに聞かれず、ただ時代の流れなんだろうな、と思わざるを得ませんでした。
「申し訳ねぇです」そんな言葉をいただきました。
もう数年で創業100年。きっと苦渋の決断だったのでしょう。
何度もお世話になりました、と
お疲れ様でした、と
ありがとうございました、と
本が好きでありながら、こんな時気の利いた言葉なんか全然出てこなくて。


最後に僅かばかりながらお買い物をさせてもらって木村書店さんを後にしました。


最後に購入させていただいた本はこちら

「10代のための読書地図」
もうとっくに10代じゃないですが。
帯文に惹かれてしまいました。
「つらいときも さびしいときも たのしいときも どんなときも 本がある」


本を読め、とはいわない。
ただ、本があるのを
おぼえておいて欲しいんだ。

おかげさまで創業50余年の弊社も時代の波に負けぬよう
頑張るしかないなと思う東杜観光でした。