2024年04月一覧

丁寧な暮らし

ついにゴールデンウイークに突入しましたね。
前半の連休は終わってしまいましたが、まだまだ後半戦が残っています。

この週末、一関市へ行ってきました。


立派な山門をくぐり抜け


築200年の古民家を改装して作られた「縁日」様。

沢山のこだわり商品で溢れる店内。

今回こちらへ訪問させていただいたのは

「丁寧な暮らしをする餓鬼」という作品を描かれている作家様
塵芥居士様の個展が開催されたためでした。


「おかもちといただきます展」

私、この作家様の別ペンネーム

安達 智様の「あおのたつき」という漫画のファンでもありまして。
我が家の本棚からこの単行本を持って伺いました。


蔵の中がギャラリーになっていて、入口には

餓鬼のPOPがお出迎え。

取材許可をいただいて中に入ると

「丁寧な暮らしをする餓鬼」という作品のテーマに沿って
岩手の野生動物の現状と、彼らとの関わりについて解説されていました。


見学していると「何か聞きたいことありますか?」と入口で受付けをされていた小柄な
女性に声をかけられ「作者です」と。

なななななんと!作者様御本人にあらせられました!
この時点でミーハーモードで思考停止。

かろうじてこの個展を開かれた経緯を伺うと
作者様が岩手の伝統芸能鹿踊りを知ったのがきっかけで、
岩手に訪れ、染物屋さんも経営されている縁日様の専務さんと出会ったのがご縁だったそうです。


自宅から持参した単行本にサインをいただいてしまいました。

その後、作者様と縁日の専務様とのトークショーがあり、個展や作品についてのお話なのかと思いきや、岩手の野生動物、特に鹿による食害の問題について岩手の猟師さんや産学連携などをされている方々と取り組みされてきたお話がほとんどで。
本当にこの問題について真剣に取り組まれていました。


ここで販売されていた物販のひとつに岩手県大槌で猟師さんが狩った鹿肉を使ったビリヤニ(インド風炊き込みご飯)の素となる缶詰が販売されているのを購入しました。
作者様が販売まで1年半という期間をかけて開発され、売上によりご自身に還元される金額もほぼないそうです。

持ち帰ってレシピに従って作って食べてみたものの記録はこちら
https://twitter.com/toutokankou/status/1784814573901746185

1ファンとしてお邪魔するつもりがガチな取り組みに圧倒されてしまった東杜観光でした。

「おかもちといただきます展」は5月6日(月)まで開催されております。

会場の縁日様の場所はこちら


盛岡八景🏔

弊社から徒歩数分のところにある旭橋は、岩手山撮影のベストポイント。

雪解けで山頂に鷲の姿が現れることから、岩鷲山(がんしゅうざん)とも

呼ばれています。

盛岡では春を告げる景色の一つです。

 

ここ数日の暖かさで、だいぶ鷲も羽を広げているように見えます🦅🦅🦅

 

この岩鷲山、江戸時代に選ばれた盛岡八景の中にも出てきます。

 

〇江戸中期に、南部氏33代の利視が選んだ八景

1、鵜飼の晴嵐 2、新山(河岸)の帰帆 3、梁川の夜雨 4、新城(岩山)の秋月
5、沢田の夕照 6、太田の落雁     7、北山の晩鐘 8、岩鷲の暮雪

 

〇内史略中の盛岡八景

1、舟橋夜雨  2、夕顔瀬夕照  3、古川の落雁  4、手代守の帰帆、
5、たた羅山暮雪6、北上川の秋月 7、愛宕山晩鐘  8、北山晴嵐。

 

〇舟橋八景を盛岡八景と呼ぶ場合

1、安庭晴嵐 2、北上川帰帆 3、高嶋夜雨  4、鑪山(たたらやま)秋月
5、舟橋夕照 6、沢田落雁  7、円光寺晩鐘 8、岩手山暮雪

 

藩政時代の風景画ですので、今は存在しませんが、

いつの時代も岩手山は様々な表情を見せながら

そこに在ることに安心します。

 

春夏秋冬の季節・天気・時間で移り変わる景色から、

現代版の盛岡八景を探してみるのも楽しそうですね📸

 

今月から新体制名になりました!の、

東杜観光でした。

 


平安ムーブメント

岩手県内各地で桜が開花の知らせが届く季節になりました。
すっかり暖かい陽気になりましたね。

今日は月曜日ですが、毎週日曜日の大河ドラマ「光る君へ」を毎回リアルタイム視聴している
ブログ担当。
見終えてからもネット上の放送に関する脚本や演出に関するアレやこれを考察するのを見るのに追われて最近月曜の朝は寝不足気味です。

ドラマのロケが岩手県奥州市や、えさし藤原の郷で行われているのもあって、平安ムーブメントが起きていて、今回はそれとは関係ないのですが、盛岡市内で平安時代を感じられるものをご紹介します。


盛岡市上鹿妻にございます国指定史跡・志波城跡・志波城古代公園。
今から約1200年前の平安時代に、桓武天皇の命を受けた坂上田村麻呂によって造られた古代陸奥国最北、最大級の古代城柵「志波城」を、発掘調査成果により復元整備した歴史公園です。

平安時代と言いましても坂上田村麻呂は西暦770~780年頃に活躍した人物で、大河ドラマの紫式部や藤原道長が活躍、昨夜のお話しですと藤原道隆が摂政となったのが990年のお話しなので、それより200年ほど前の時代ということになるのですが。

まだ当時の岩手県や東北地域に暮らす人々が大和民族ではなく蝦夷(えみし)と呼ばれ、坂上田村麻呂率いる大和朝廷軍が蝦夷と戦うために造営されたと言われています。
城と言っても、戦うための城郭というよりも役所のような意味合いだったようですが。



古代陸奥国最北・最大級の古代城柵「志波城」跡を、発掘調査成果をもとに、その遺構を真上に復元整備した歴史公園です。

盛岡市内の住宅街の通りにあるのですが、ほんの僅かな限られた角度でだけ、この復元された城壁と岩手山だけ、という千年前と変わらないだろう光景を見ることが出来ます。

 

それがこちら。

千年の風を感じにお出かけしてみませんか?

歴史浪漫好きな東杜観光でした。


今年も開幕されました🎬

4月6日。

盛岡に、春の訪れを感じさせてくれるイベントの一つ、

材木町よ市が開幕されました。

この日を待ちわびていたであろう方々で会場は賑わっていました。

相変わらず、魅力的なお店が軒を連ね、目移りしまくり👀

まずは喉を潤します…

ビールには”友”が必要でしょ!と、

周りを見渡すと…

”友”いっぱい😍

例年11月まで毎週土曜日開催のこちらの『よ市』。

今月はイベント目白押しのようですよ♬

 

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お腹いっぱいいただいた後に欲しくなる甘いもの。

季節を表現される上生菓子の練り切りは上品な甘さで

どれもこれも見た目でも楽しませていただきました。

 

弊社は『よ市』会場ほど近く、

中央道摺り切りにあります!の、

東杜観光でした。

 

 


建立900年

こんにちは。
いよいよ4月新年度がスタートしましたね。今月もよろしくお願いいたします。

先日私の友人が東京に行く用事があるということで
「お土産をどうしてもお願いしたい」と買ってきてもらいました。


東京国立博物館で絶賛開催中の
「特別展中尊寺金色堂」の物販で販売されている中尊寺金色堂アクリルスタンド!

本当は特別展に行きたかったんですが、なかなか東京まで行くスケジュールが確保出来ず、
友人に頼み込んでこれだけ買ってきてもらってしまいました。


中尊寺金色堂に阿弥陀如来様や地蔵菩薩像など
全てセットするとこんな感じになります。

現地に行くことは何度もあるんですが、本堂内は撮影禁止区域のため、こうして記録に残せるいつでも拝むことが出来る素敵なお宝を手に入れてしまいました。


東京国立博物館 特別展中尊寺金色堂
4月14日(日)まで残り会期僅かでございます。
まだご覧になっていない方は是非!

中尊寺にはお客様のご案内で行くことが多いのでなかなか難しいのですが、鞘堂の前に持って行って写真を撮りたいですねぇ。

こんな感じで。

アクリルスタンドマニアの東杜観光でした。