見どころ一覧

ふるさとの山

6月最終週、盛岡もようやく梅雨入りしました。
こんにちは。東杜観光でございます。

先日とあるニュースでトレンドワードに「岩手山」が話題になりました。

盛岡市の景観条例について、私なりに知っていることをXでお伝えしたものがこちらになります。

弊社は盛岡駅から歩いていくと旭橋を渡ったすぐそばにあるのですが、
毎日の通勤や営業で旭橋や近くの夕顔瀬橋や開運橋を通る度に、
観光客ではない、ごく日常的に橋を渡られる地元の方々が、朝夕の通勤通学の途上にも関わらず、橋の上で足を止め、こうした岩手山の光景を写真に収める姿を必ず目にします。

先日のニュースで皆様地元の方々の声を聞き、岩手の人々にとって、岩手山はただの山ではなく、四季折々の光景でその姿を変え、季節の移ろいを感じたり、山の見える形で方角を知ったり、時には神様として崇める信仰の対象ですらある。ということを切実に感じました。

別に岩手・盛岡がいつまでも都会にとっての田舎でなければいけないとは思いません。
やはり未来のことを思えば、それだけでは若い人たちは都会へ去り、人口も減っていくだろうというのは予測出来ます。

だからといって、こうした岩手ならではの美しい光景は失われてしまってはいけないと思うのです。

旅行業として、こうした光景が見られる場所をお伝えしていく立場としても、
屋外広告業でも、県や市の景観条例に則るだけでなく、地元の景観に配慮する義務はあると
改めて自らの襟を正そうと思いました。

もっともっと岩手の素晴らしい美しさを
これからも東杜観光はお伝えして参る所存です。


大!回転!

こんにちは。
前回のブログ記事
「フラワーフォトスポット」
に引き続き、好評募集中の旅行企画
「秋田 季節の花巡り」プランから

宿泊場所になっているセイコーグランドホテル様のある秋田県男鹿市へ行って来ました。

男鹿にあります「寒風山」を登った山頂に


寒風山回転展望台がございます。

昭和39年に建てられた展望台だそうです。
1階がお土産や食堂になっていて、2階以上は有料(大人550円)

入場券を購入すると、2階3階は資料展示

展望台から見える八郎潟干拓の歴史がご覧いただけます。

かつて日本で琵琶湖に次ぐ日本で2位の面積を誇る湖でしたが、その水を全て抜いて陸地化してしまいました。
総面積約220平方km
盛岡市の面積が238.3平方kmなので、ほぼ盛岡市全面積ほどだった湖を、その水を全て抜いて陸地にしたということになりますね。
とんでもないスケールの大事業だったんですねぇ。

さて、そして展望台4階へ向かいます。
階段を登ってたどり着いた先

写真なので伝わらないですが、手前と奥で床の色が違う外周部分。
ここが回っているんです!

立ち止まっていてもベンチに座っていても展望台が回っているので、
眼の前に周囲360°の大パノラマが変化し続けます。
ただ、そのスピードは非常にゆっくり。
約13分間で1回転。
正直歩いて回った方が早い(身もフタもない)

回転する様子を撮影した動画はインスタにアップしておりますので、気になった方はチェックしてみてください。


お天気がイマイチでしたが、遮るものが何も無い絶景をお楽しみいただけます。
ここが元は湖だったのかという八郎潟の広さを実感できます。
岩手は盆地が多いので秋田は平野だなぁと違いを感じます。

せっかくなので一周ぐるっと回るまで景色を楽しませていただきました。


緑に覆われていますが、ここは火山でその火口跡だそうです。

絶景を楽しんだ後は1階のレストランへ。


寒風山ラーメンをいただきました。
東北の人向けらしい塩味濃いめの醤油スープ。
お麩が乗せてあって、スープをたっぷり吸い込んでしまうのが特徴的なラーメンでした。

秋田県民のスケールの大きさを感じられる寒風山回転展望台。
インスタ映えする絶景スポットです。

回転展望台のごとく全力で回り続けたい東杜観光でした。


フラワーフォトスポット

こんにちは。6月最初のブログレポートです。

現在募集中の旅行プラン
「秋田 季節の花巡り」

桜お花見の季節を越えてしまったので、チラシデザインの見直しを致しました。

こちらのプランでご案内しております
秋田県潟上市にございます「ブルーメッセあきた」へ行って来ました。


道の駅しょうわに併設されています、秋田花き種苗センターが運営されている施設のようです。

大きな温室が3棟もありまして

巨大な南国の植物や

季節に応じた花々が常時栽培されています。


大量の胡蝶蘭は圧巻でした。


沢山の風車が風に吹かれて回っていたり

季節はまだこれからということでひまわり柄の背景の飾られたブランコ。
フォトスポットにいかがですか?


季節の花々を購入してお持ち帰りも出来ますよ。

ご案内プランには他にもこれからの季節

6月下旬に雲昌寺のあじさい寺や

8月頃に見頃を迎えるダリヤ園などもございます。

素敵なお花に囲まれてみませんか?

抱えきれないほどのラベンダーを買って帰った東杜観光でした。


6月に先がけて

こんにちは。
先週末5月25日(土)盛岡市中央通りのホテルエース盛岡様で開催されました
中央通まちかどマルシェに出店させていただきました。


南部鉄器製品やハンドメイド作品、占い師さんなど多数の出店者といっしょに弊社も出店させていただきました。



弊社ブースでは、スマホの写真をその場でTシャツやトートバッグ・缶バッチなどに加工させていただいています。お子さんに紙にお絵かきしていただいたりもしています。

ホテルエース盛岡様のこの取り組みが、国土交通省 観光庁
「宿泊施設向け国際基準に対応した持続可能な取組事例集」のひとつとして取り上げられ、
国からも高い評価・注目されております。


キッチンカーや飲食・体験などもあって、お子様から高齢者・男女問わず楽しんでいただけるイベントとなっております。

来月6月も8日・22日と開催される予定ですので、是非お越しいただけるのをスタッフ一同お待ちしております。

来月はそれだけではございません。
6月30日(日)は岩手町のJR沼宮内駅併設の広域交流センター プラザあいで開催される予定の「キャベツマンマルシェ」に出店させていただきます。


こちらもとても賑やかなイベントになっております。

とても色々なアレなキャラとか人が集まります。
(ゆるキャラグランプリではございません)

前回2月に開催された時のレポートがこちら
6月も皆さまに楽しい情報を沢山お届けしたいと思っております。
岩手の良いところ楽しいイベントを皆さまにお届けしていきたい東杜観光でございます。


盛岡を歩く人たち

こんにちは。東杜観光でございます。
今週も一週間よろしくお願いします。

先週末、ホテルエース盛岡様で開催された中央通まちかどマルシェに出店させていただきました。ご来場いただきました皆さま本当にありがとうございました。


今回もTシャツや缶バッチのご注文いただき、みなさん思いの籠もった宝物のような写真をご提出いただきました。

「この子(ワンちゃんの写真)ね、もう亡くなっちゃったんだけど、記念に残しておきたいの」
とワンちゃんの写真を缶バッチにさせていただいた飼い主さん。

「ウチの犬なんだけど、これをTシャツにしてください」
とご自分ではなく奥さんへのプレゼントとして買っていただいた旦那様。

「ウチの娘の写真を~、どれにしようかなぁ」
とカメラロールをず~~っとスクロールして悩みに悩んで30分以上。
缶バッチをお買い上げくださったママさん。

世界にひとつだけのアイテムを作る時に真剣に悩まれて一番大切な
良い顔した写真を、それぞれの思いを込めてお願いされると
こちらも本当にグッときてしまいます。

そんなマルシェにかける私の座右の銘が

タモリさんが言った言葉です。
マルシェに会社として出てはいますが、ハッキリ言って
ビジネスとして考えたら完全に赤字です。
儲けを度外視して楽しんでやるからこそ
毎回あれやこれや仕掛けを増やしたりして真剣に取り組んでいます。

そんなマルシェ出店中のこと

「盛岡をタモリさんが歩いているらしい」
という知らせを聞きました。

まさかそんな他人の空似じゃないの?
サングラスしたオジサンみたいな?
と確認にも行けないのでその日はそのまま流してしまいました。

その翌朝のこと、ゆっくりいつもより遅く起きた日曜の朝。
携帯が通知してきてビックリ!
神子田朝市にタモリさんがいたとの知らせ。
じゃあ昨日のも本物だったんだ!?と

最近何やら有名芸能人さんがよく岩手にいらしているんですよね。
昨日も田老の大漁まつりに、のりピーこと酒井法子さんが出演されていましたし。
(本当は行きたかったけれどいけなくて悔しかった!)

つい先日もドラングドラゴンの塚地さん

 

南海キャンディーズの山里さん

数々の有名芸能人さんに町でバッタリ出くわしたりしたらあなたならどうします!?

常に心に地元のおすすめを持っておかなきゃと思う東杜観光でした。


東の玄関口でお出迎え🎊

GW後半、みなさまいかがお過ごしになられましたでしょうか?

旅行や帰省などのお出かけ、大掃除に畑仕事など…

お天気に恵まれて普段できないことが出来た休日でした。

 

岩手県宮古市の藤原ふ頭で、普段お目にかかることが出来ない豪華客船が

寄港するということで、行ってきました。

 

豪華客船『シルバー ミューズ』

真下から見上げると、その大きさに圧倒されます。

動くマンションと言ったところでしょうか。

飲食や物販のコーナーもあり、会場は賑わいを見せていました。

今後も色んな船が寄港される予定のようですよ🚢

 

ところで。

この岩手県宮古市にある、魹ケ崎は本州最東端の岬で

最北端大間崎・最南端潮岬・最西端毘沙ノ鼻

と合わせて本州の最果ての地となっております。

山道を1時間ほど歩いて辿り着く岬はまさに最果て。

潮風と海を間近で感じることが出来ます。

踏破記念の証明書も発行していただくことが出来ます。

 

さらには四か所分を集めて本州四端踏破ラリーに

応募も出来ます👣

 

 

 

とうとかんこうの『とう』の字はです!の、

東杜観光でした。


丁寧な暮らし

ついにゴールデンウイークに突入しましたね。
前半の連休は終わってしまいましたが、まだまだ後半戦が残っています。

この週末、一関市へ行ってきました。


立派な山門をくぐり抜け


築200年の古民家を改装して作られた「縁日」様。

沢山のこだわり商品で溢れる店内。

今回こちらへ訪問させていただいたのは

「丁寧な暮らしをする餓鬼」という作品を描かれている作家様
塵芥居士様の個展が開催されたためでした。


「おかもちといただきます展」

私、この作家様の別ペンネーム

安達 智様の「あおのたつき」という漫画のファンでもありまして。
我が家の本棚からこの単行本を持って伺いました。


蔵の中がギャラリーになっていて、入口には

餓鬼のPOPがお出迎え。

取材許可をいただいて中に入ると

「丁寧な暮らしをする餓鬼」という作品のテーマに沿って
岩手の野生動物の現状と、彼らとの関わりについて解説されていました。


見学していると「何か聞きたいことありますか?」と入口で受付けをされていた小柄な
女性に声をかけられ「作者です」と。

なななななんと!作者様御本人にあらせられました!
この時点でミーハーモードで思考停止。

かろうじてこの個展を開かれた経緯を伺うと
作者様が岩手の伝統芸能鹿踊りを知ったのがきっかけで、
岩手に訪れ、染物屋さんも経営されている縁日様の専務さんと出会ったのがご縁だったそうです。


自宅から持参した単行本にサインをいただいてしまいました。

その後、作者様と縁日の専務様とのトークショーがあり、個展や作品についてのお話なのかと思いきや、岩手の野生動物、特に鹿による食害の問題について岩手の猟師さんや産学連携などをされている方々と取り組みされてきたお話がほとんどで。
本当にこの問題について真剣に取り組まれていました。


ここで販売されていた物販のひとつに岩手県大槌で猟師さんが狩った鹿肉を使ったビリヤニ(インド風炊き込みご飯)の素となる缶詰が販売されているのを購入しました。
作者様が販売まで1年半という期間をかけて開発され、売上によりご自身に還元される金額もほぼないそうです。

持ち帰ってレシピに従って作って食べてみたものの記録はこちら
https://twitter.com/toutokankou/status/1784814573901746185

1ファンとしてお邪魔するつもりがガチな取り組みに圧倒されてしまった東杜観光でした。

「おかもちといただきます展」は5月6日(月)まで開催されております。

会場の縁日様の場所はこちら


盛岡八景🏔

弊社から徒歩数分のところにある旭橋は、岩手山撮影のベストポイント。

雪解けで山頂に鷲の姿が現れることから、岩鷲山(がんしゅうざん)とも

呼ばれています。

盛岡では春を告げる景色の一つです。

 

ここ数日の暖かさで、だいぶ鷲も羽を広げているように見えます🦅🦅🦅

 

この岩鷲山、江戸時代に選ばれた盛岡八景の中にも出てきます。

 

〇江戸中期に、南部氏33代の利視が選んだ八景

1、鵜飼の晴嵐 2、新山(河岸)の帰帆 3、梁川の夜雨 4、新城(岩山)の秋月
5、沢田の夕照 6、太田の落雁     7、北山の晩鐘 8、岩鷲の暮雪

 

〇内史略中の盛岡八景

1、舟橋夜雨  2、夕顔瀬夕照  3、古川の落雁  4、手代守の帰帆、
5、たた羅山暮雪6、北上川の秋月 7、愛宕山晩鐘  8、北山晴嵐。

 

〇舟橋八景を盛岡八景と呼ぶ場合

1、安庭晴嵐 2、北上川帰帆 3、高嶋夜雨  4、鑪山(たたらやま)秋月
5、舟橋夕照 6、沢田落雁  7、円光寺晩鐘 8、岩手山暮雪

 

藩政時代の風景画ですので、今は存在しませんが、

いつの時代も岩手山は様々な表情を見せながら

そこに在ることに安心します。

 

春夏秋冬の季節・天気・時間で移り変わる景色から、

現代版の盛岡八景を探してみるのも楽しそうですね📸

 

今月から新体制名になりました!の、

東杜観光でした。

 


平安ムーブメント

岩手県内各地で桜が開花の知らせが届く季節になりました。
すっかり暖かい陽気になりましたね。

今日は月曜日ですが、毎週日曜日の大河ドラマ「光る君へ」を毎回リアルタイム視聴している
ブログ担当。
見終えてからもネット上の放送に関する脚本や演出に関するアレやこれを考察するのを見るのに追われて最近月曜の朝は寝不足気味です。

ドラマのロケが岩手県奥州市や、えさし藤原の郷で行われているのもあって、平安ムーブメントが起きていて、今回はそれとは関係ないのですが、盛岡市内で平安時代を感じられるものをご紹介します。


盛岡市上鹿妻にございます国指定史跡・志波城跡・志波城古代公園。
今から約1200年前の平安時代に、桓武天皇の命を受けた坂上田村麻呂によって造られた古代陸奥国最北、最大級の古代城柵「志波城」を、発掘調査成果により復元整備した歴史公園です。

平安時代と言いましても坂上田村麻呂は西暦770~780年頃に活躍した人物で、大河ドラマの紫式部や藤原道長が活躍、昨夜のお話しですと藤原道隆が摂政となったのが990年のお話しなので、それより200年ほど前の時代ということになるのですが。

まだ当時の岩手県や東北地域に暮らす人々が大和民族ではなく蝦夷(えみし)と呼ばれ、坂上田村麻呂率いる大和朝廷軍が蝦夷と戦うために造営されたと言われています。
城と言っても、戦うための城郭というよりも役所のような意味合いだったようですが。



古代陸奥国最北・最大級の古代城柵「志波城」跡を、発掘調査成果をもとに、その遺構を真上に復元整備した歴史公園です。

盛岡市内の住宅街の通りにあるのですが、ほんの僅かな限られた角度でだけ、この復元された城壁と岩手山だけ、という千年前と変わらないだろう光景を見ることが出来ます。

 

それがこちら。

千年の風を感じにお出かけしてみませんか?

歴史浪漫好きな東杜観光でした。


今年も開幕されました🎬

4月6日。

盛岡に、春の訪れを感じさせてくれるイベントの一つ、

材木町よ市が開幕されました。

この日を待ちわびていたであろう方々で会場は賑わっていました。

相変わらず、魅力的なお店が軒を連ね、目移りしまくり👀

まずは喉を潤します…

ビールには”友”が必要でしょ!と、

周りを見渡すと…

”友”いっぱい😍

例年11月まで毎週土曜日開催のこちらの『よ市』。

今月はイベント目白押しのようですよ♬

 

]

お腹いっぱいいただいた後に欲しくなる甘いもの。

季節を表現される上生菓子の練り切りは上品な甘さで

どれもこれも見た目でも楽しませていただきました。

 

弊社は『よ市』会場ほど近く、

中央道摺り切りにあります!の、

東杜観光でした。