ついにゴールデンウイークに突入しましたね。
前半の連休は終わってしまいましたが、まだまだ後半戦が残っています。
この週末、一関市へ行ってきました。
立派な山門をくぐり抜け
築200年の古民家を改装して作られた「縁日」様。
沢山のこだわり商品で溢れる店内。
今回こちらへ訪問させていただいたのは
「丁寧な暮らしをする餓鬼」という作品を描かれている作家様
塵芥居士様の個展が開催されたためでした。
「おかもちといただきます展」
私、この作家様の別ペンネーム
安達 智様の「あおのたつき」という漫画のファンでもありまして。
我が家の本棚からこの単行本を持って伺いました。
蔵の中がギャラリーになっていて、入口には
餓鬼のPOPがお出迎え。
取材許可をいただいて中に入ると
「丁寧な暮らしをする餓鬼」という作品のテーマに沿って
岩手の野生動物の現状と、彼らとの関わりについて解説されていました。
見学していると「何か聞きたいことありますか?」と入口で受付けをされていた小柄な
女性に声をかけられ「作者です」と。
なななななんと!作者様御本人にあらせられました!
この時点でミーハーモードで思考停止。
かろうじてこの個展を開かれた経緯を伺うと
作者様が岩手の伝統芸能鹿踊りを知ったのがきっかけで、
岩手に訪れ、染物屋さんも経営されている縁日様の専務さんと出会ったのがご縁だったそうです。
自宅から持参した単行本にサインをいただいてしまいました。
その後、作者様と縁日の専務様とのトークショーがあり、個展や作品についてのお話なのかと思いきや、岩手の野生動物、特に鹿による食害の問題について岩手の猟師さんや産学連携などをされている方々と取り組みされてきたお話がほとんどで。
本当にこの問題について真剣に取り組まれていました。
ここで販売されていた物販のひとつに岩手県大槌で猟師さんが狩った鹿肉を使ったビリヤニ(インド風炊き込みご飯)の素となる缶詰が販売されているのを購入しました。
作者様が販売まで1年半という期間をかけて開発され、売上によりご自身に還元される金額もほぼないそうです。
持ち帰ってレシピに従って作って食べてみたものの記録はこちら
https://twitter.com/toutokankou/status/1784814573901746185
1ファンとしてお邪魔するつもりがガチな取り組みに圧倒されてしまった東杜観光でした。
「おかもちといただきます展」は5月6日(月)まで開催されております。
会場の縁日様の場所はこちら