岩手県内各地で桜が開花の知らせが届く季節になりました。
すっかり暖かい陽気になりましたね。
今日は月曜日ですが、毎週日曜日の大河ドラマ「光る君へ」を毎回リアルタイム視聴している
ブログ担当。
見終えてからもネット上の放送に関する脚本や演出に関するアレやこれを考察するのを見るのに追われて最近月曜の朝は寝不足気味です。
ドラマのロケが岩手県奥州市や、えさし藤原の郷で行われているのもあって、平安ムーブメントが起きていて、今回はそれとは関係ないのですが、盛岡市内で平安時代を感じられるものをご紹介します。
盛岡市上鹿妻にございます国指定史跡・志波城跡・志波城古代公園。
今から約1200年前の平安時代に、桓武天皇の命を受けた坂上田村麻呂によって造られた古代陸奥国最北、最大級の古代城柵「志波城」を、発掘調査成果により復元整備した歴史公園です。
平安時代と言いましても坂上田村麻呂は西暦770~780年頃に活躍した人物で、大河ドラマの紫式部や藤原道長が活躍、昨夜のお話しですと藤原道隆が摂政となったのが990年のお話しなので、それより200年ほど前の時代ということになるのですが。
まだ当時の岩手県や東北地域に暮らす人々が大和民族ではなく蝦夷(えみし)と呼ばれ、坂上田村麻呂率いる大和朝廷軍が蝦夷と戦うために造営されたと言われています。
城と言っても、戦うための城郭というよりも役所のような意味合いだったようですが。
古代陸奥国最北・最大級の古代城柵「志波城」跡を、発掘調査成果をもとに、その遺構を真上に復元整備した歴史公園です。
盛岡市内の住宅街の通りにあるのですが、ほんの僅かな限られた角度でだけ、この復元された城壁と岩手山だけ、という千年前と変わらないだろう光景を見ることが出来ます。
それがこちら。
千年の風を感じにお出かけしてみませんか?
歴史浪漫好きな東杜観光でした。